研究室の2つのミッション・目標
健康への役割
私たちの研究室では、生体組織の中で最も大きな組織である骨格筋の代謝物質に着目し、骨格筋代謝物質について研究を進めています。ヒトの身体活動や運動時、骨格筋代謝物質は重要なエネルギー源です。しかし、不活動や過食によって、筋肉、肝臓などに異所性の脂肪が蓄積することがあります。このような病態は生活習慣病発症要因の一つであることが知られています。人の代謝は、日常の生活習慣によって決定されますから、個人間で異なります。様々な背景(食事、運動、年齢など)を持つ方々の計測から人々の健康維持と増進を目指す研究を行ってまいります。
アスリートへの競技力向上のための提案
アスリートの競技力向上にとって、筋肉量と代謝の評価は重要です。筋肉量は、超音波やMRIによって評価されてきました。一方、代謝評価は、